宮古島 ひとり旅② 3~4日目
7時、またテレビの声でびっくりして目が覚める。
自動でつく設定を消し忘れていました。もうここまで来たら、最後までテレビの声を目覚ましにしよう。
3日目の朝ごはんは、洋食!
毎日ボリュームたっぷり。
もりもり食べ、宿の屋上にあがってみると青空が!
海の色も前日より明るくて、うきうきしながらダイビングへ。
今日も3本、まずは午前中に「なるほどtheケーブ」へ。
太陽の光が海底まで届く、美しいポイントでした。前日の曇り具合でも海のなかはきれいだったけれど、光があるとまた違う!
ハタタテハゼさん。
「大好きなポイントなんです!」とめちゃくちゃかわいい笑顔で話すインストラクターのお兄さん。
そして一本目のあとは、お楽しみのお昼ごはん。この日は坦々うどん!メニューは毎日違うらしいです。
二本目は、「魔王の宮殿」へ。ドラクエみたいな名前に胸が高まる。
まず潜水してすぐ、ミゾレウミウシさんを発見!
晴れたおかげで光が海中でゆらめいて、神秘的で二日間でいちばん好きなポイントでした。自分で撮った動画をみてうっとりしてしまうほど。
そして三本目、「マリンレイク」へ。
マダライロウミウシさん×2。おしりかじりむししてる。(交尾かなぁ)
こちらはコールマンウミウシかなぁ...?
ここのポイントでは、洞窟を抜けて溜め池に出るのですが、塩分(真水と海水)と水温の差で水中がモヤモヤするサーモクライン、ケモクラインを見ることができました。
そして、ここも光がきれい!!
宮古島に来るまであまり地形に興味がなかったのだけど、こんな光を見ていたらいろんな地形に潜りたくなりました。もっと本数を重ねて上手になるぞ~
案内してくださったかわいいおねえさんおにいさんたち、ありがとうございました。
そして最後の夜は、「プラビダ」さんへ。
前日に行った「スバコ」の店長さんに、おすすめのお店を聞いたら、「プラビダに19:00で!」と仰っていたので言われるがままやってきました。(ちょっと遅刻したけれど)
宮古島は飲食店同士が仲良いそうで、二軒目に迷ったときもお店の方に聞くのが一番らしい。
お店に着くと、前日のお酒をひきずってそうなスバコの店長さんが迎え酒をしていました。ちょっと心配したけれど、いつものことらしい。
少したって、店長さんが元々お約束していた方たちがいらっしゃり、わたしも混ぜていただくことに。その後も続々と、スバコのおにいさんやその彼女さん、前日にいっしょに飲んでいたあいちゃん、島に住んでいる方たちが来て、いっぱい乾杯しました。
お料理、ほかにもアヒージョ等もいただいたのですが、わちゃわちゃしていて写真を撮りそびれちゃった。どれもとってもおいしかったです!
帰り際にみんなで写真を撮り、わたしはかわいいカップルちゃんと同じタイミングでおいとまさせていただきました。飲み始めると気づいたら日付が変わっている、宮古島の不思議。
翌朝7時、テレビの音を目覚ましに起床。いいかげんびっくりしなくなった!
朝ごはんは、和食です。もずく酢やジーマーミ豆腐、にんじんしりしりがあって嬉しい。
そして、最終日を飾る青い空。早起きした甲斐がある!
急いで荷物をまとめ、スーツケースだけ宿に置かせていただき、歩いて20分、伊良部大橋へ。
そして来た道を戻ること30分、パイナガマビーチへお散歩。
こじんまりしたビーチですがとってもきれい。
砂浜を歩いていたら、クマノミおじさんと小学生のわーちゃん、そして弟くんとお友だちに。
防波堤からクマノミが見える場所があるそうで、4人でクマノミ探しをしました。
クマノミおじさんは、海の近くの飲食店で働く方で、お仕事が始まる前の時間はこの海にいることが多いらしい。クマノミの居場所に詳しいので自称クマノミおじさん。
ランチタイムの仕事が終わったら島を案内するよと言ってくださったのだけれど、15時台の飛行機で帰らなきゃいけなかったので、また次に来たときにこの海で待ち合わせすることにしました。
何かしらの事情があって小学校に行っていないわーちゃんのことをクマノミおじさんは心配していたけれど、みんながみんな同じ道じゃなくても、わーちゃんが自分らしくいられる好きな場所が見つかるといいな。
しばらく海でのんびりしたあと、わーちゃんがタクシーをつかまえてくれ、前の日の夜に会ったかわいい女の子が働く来間島にある「あおぞらパーラー」へ。
するとタクシーに乗ってすぐに、スバコのお兄さんから連絡が。
前の日に「仕込みの時間まで空いているからあおぞらパーラー連れていってあげるよ!」と言ってもらっていたのですが、前夜お兄さんがかなりぼろ酔いだったのできっと仕事までは寝ていたいだろうと思い、自力で行こうとしていたのだけど、本気で連れていってくれるつもりだった様子。
なんてありがたい心遣い!!
結局、あおぞらパーラーでおにいさんと待ち合わせし、車でいろんなところに連れていっていただきました!
竜宮城展望台で海を見渡しながら飲むあおぞらパーラーのマンゴースムージーのおいしさ。おいしすぎて写真撮る前に結構飲んじゃった。
そして来間島から車で15分くらい、次に連れていってくれたのは伊良部島の三角点!
すぐそこは崖で怖いけれど絶景すぎる...
下を見下ろすとこんな景色!すごいときれいしか言葉が出ない。
夏はもっときれいらしい。これ以上きれいだなんて、見た瞬間に昇天してしまうかもしれない。
そして、三角地点から車で5分ほど、3月末から開業する下地島空港の奥、17エンドへ。お兄さんいわく、開業に伴って一週間後くらいにはもうここは車での立ち入りが禁止になってしまうらしい。閉鎖前に来れて本当によかった。
そしてこの日はちょうど、ソラシドエアーが空港でタッチ&ゴーの練習をしていて、真上に飛行機が!
こんな間近で見たのは初めてです。
帰る日じゃなかったらそのまま飛び込んでしまいたかった。
最終日、晴れてくれて本当にありがとう神様。そしてなにより、お店の仕込み前の貴重な時間に、ここまで連れてきてくれたお兄さんに大感謝です。
「福屋」でお昼までごちそうになり、もうお兄さんに頼りっぱなしの最終日でした。
2日目の夜にスバコさんに飲みに行ってから、まさかここまで連日お世話になるとは思っていなかったので、偶然通りかかってスバコさんにおじゃましたのは本当に奇跡だなと思います。
飛行機に乗って羽田に着いてからも、スバコのお兄さんたちの「また来てね」「早く帰っておいでね!」という言葉が嬉しくて、しばらくホカホカしていられそうです。
食べ物のお土産は「しまの駅みやこ」で、
マグカップのお土産は、あおぞらパーラーの横にある「琉球ザッカ青空」で。
この宮古島旅行を最後に2ヶ月半の人生の夏休みが終わって、3月下旬から仕事が始まるので、また会いに行けるように、毎日をがんばろう。
ひとりぼっちじゃない、幸せなひとり旅でした。
宮古島のみなさま、ありがとうございました。