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ボラカイ島 滞在記③ 3日目

ボラカイ3日目。

3日目になって、島内の地理を大体把握して、ホテルの部屋での動き方とか荷物を置く位置がある程度習慣化してくると、旅行という非日常と、生活をするという日常の境界線が曖昧になってくる。日本で家を出たときの寒さなんてすっかり忘れて、いまは、日焼けするね、と言いながらノースリーブで過ごす時間のほうが日常になるから不思議。

ホテルの部屋を出たときのこのスペースも、お気に入りの空間になりました。 

 

この日は、dmallにある「LEMON CAFE」で朝ごはん。

 dmallにはいくつも飲食店があって、その中でおそらく一番「カフェっぽい」お店です。形容するのが難しいけれど、たぶん合っている。

わたしはカフェっぽい雰囲気に便乗して、パンケーキを頼みました。

そして各々、フレッシュジュースも。日本で頼んだら600円はしそうな飲み物が、大体3分の1くらいの値段で飲めるのです。フルーツ好きには最高の島です。


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このパンケーキ(シナモン風味のバナナ乗せ)が想像を超えておいしかった!友人は、ベッグエネディクトと...


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なんだっけなこれは。スープよりも固体よりなボルシチのようなもの。


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ボラカイ島に来るまでは、もっとジャンキーなものしか食べれないのかなと思っていたので、いざ島について散策すると、フィリピン料理をはじめ、イタリアン、スペイン料理、韓国料理、中華、いろんなお店があることにびっくりしました。わたしが旅行先でする友人との会話のなかで、「今日なに食べる?」は最も平和で、わくわくする言葉のうちのひとつなのですが、毎日良い意味で適当にお店を選べる生活はとても幸せでした。

 

朝ごはんを食べたあとは、海辺を散歩しながら海遊び。


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途中で、浅瀬で干からびつつあるイカを発見!思わずつかむ。

 

ホワイトビーチ沿いはわりと人は多いのだけど(中国の旧正月とかぶっていたから余計に)、毎日歩く道が海沿いなだけで、気持ちの穏やかさが日本にいるときと全然違います。

 

ホテルに戻ったあと、午後に予約をしていたダイビングに備えて(?)お昼前までみんなスヤスヤ。そして気づいたらお昼ごはんの時間。食っちゃ寝とはいい言葉です。

前日のアイランドホッピングでお世話になったアイランドスタッフの店舗がステーション3にあるので、途中にあるホテルのレストランでランチ。(名前を忘れてしまった!)

ここで友人が頼んだキューカンバーシェイク(スムージー)が美味でした。日本のきゅうりほど青臭くなく、どちらかというとスイカに近い味でした。(写真左)

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真ん中はカラマンシーシェイクなのですが、味も見た目もシークァサーそっくり!すっぱ甘くておいしい。レストランでは醤油にカラマンシーをいれたり、揚げ物にしぼったり、レモンの代替品として使われていました。

ここでは、海鮮スープとシンガポール風春巻、フィリピン料理のカルデレータをいただきました。


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なんでか全部、赤茶色だな。

一番下のカルデレータは、例えるならば、トマト煮込みよりのビーフシチュー。フィリピンはスペイン領だったので、スペインから伝わって定着した料理も多いようで、カルデレータもそのうちのひとつだそうです。(その名残り?で、オリーブが入っていました)

 

午後はいざ、ダイビング!昨日に引き続き、「アイランドスタッフ」さんにお世話になりました。ちょっと肌寒かったのは否めないけれど、海のなかの世界はやっぱり美しかった。友人は体験ダイビングだったので、海のなかで終始インストラクターのお兄さんにずっとボンベをつかまれ釣られていてかわいかった。

 

5年前にセブ島に行った際、あまりの海のきれいさにダイビングがしたくなり帰国後すぐにオープンウォーターの資格を取り、その後ろくに潜らずに月日だけが経ってしまったのだけど、なんだかわたしはフィリピンに来るとダイビングの資格が取りたくなる人種のようで、いきおいでアドバンスの資格を申し込んでいました。

ここ数か月、あれもこれもどうしようと考えて結局決めれないことが多くて辟易していたので、アドバンスを取る!と決断したとき、なんだかスッキリしました。アドバンスを取ったからって劇的に自分や状況が変わるわけではないのだけれど、人生の楽しみは自分で増やさないとね。

 

そんなわけでアイランドスタッフさんには4日連続で通うことになるのだけど、それはさておき、この日は一緒に来ていた友人2人のうち1人が翌日帰国日だったので、3人で食べるラストディナー。

徒歩でホテルまで戻り、支度を済ませてdmallへ向かいます。



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そういえば途中で、フィリピン人のお兄さんに、「my wife!」と声をかけられました。ボラカイ島でわたしは急に結婚したらしい。これぞ電撃婚!しかも国際結婚!(ほんとは、ホワイトビーチ沿いにたくさんいるマッサージかツアーの呼び込みのお兄さん。ぼったくられることが多いらしいので、ついていかない方がいいとホテルのお姉さんが言っていました)

 

この日は、まんまるな太陽が、まんまるなまま海に沈んでいって、圧巻でした。


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仕事をしていると、気づいたときにはオフィスの窓の外は暗くて夜になっていることがほとんどだけど、ボラカイ島では毎日、夕日が沈んでいく時間が、ゆっくり夜がくることと、一日が終わることを教えてくれます。海沿いの道が、オレンジ色に染まっていく、あったかい時間。みんながちょっとお腹がすいてきて、何食べる?って会話をするやさしい時間。

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そして、ごはんは前日混んでいて諦めたステーキやさん「VALHALIA」へ。

フライドチキンサラダ、ボロネーゼ、テンダーロインを注文。もれなくビールも!

 

 

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おいしゅうございました。

 

食べ終わったあとは、dmallのはじにある小さなスーパーで買い物をして、


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HALOMANGO」でデザートをいただきました。

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おなかいっぱいだったので、3人でこれひとつで十分でした!(写ってないけれど、マンゴー入り!)

 

 

食べて、運動して、海を見て、食べて、寝る。

もちろん、ダイビングショップやレストランで働いている人がいるからこそ出来ることだし、わたしも働くことは好きだけれど、たまにこういうシンプルな生活をしていると、自分にこびりついたごちゃごちゃしたものがそぎおとされる気がする。

 

そぎおとし旅は、四日目に続きます。