宮古島 ひとり旅① 1~2日目
2019年一発目の沖縄!
3月10日~3月13日の3泊4日で宮古島に行ってきました。
沖縄旅行の記録を残すためにブログを始めたはずが、タイミングよくハワイとボラカイに行けてしまったので、やっと沖縄のことが書けます。
試しに数えてみたら、おそらく16回目の沖縄旅行!宮古島は2年ぶり2回目!
仕事が始まる前に、宮古島に行っておこうと思い立って直前に予約をした割には、じゃらんのANAパックを利用して旅費を5万以下に抑えることができました。ありがたや。
行きは羽田発、那覇で乗り換え、宮古島に到着したのは18時くらい。
今回お世話になるペンションMUさんが空港までお迎えに来てくれました。
宿に向かう車のなかで、宮古にある航空機の飛行訓練に使用されていた下地空港が、訓練では採算が取れなくなり、旅客用として開業するという話を聞く。
LCCが就航するようで、わたしとしては宮古に行く手段が増えるのは嬉しいけれど、宿の方は少し複雑そうでした。たくさん観光客が来て、忙しく稼ぐことを望んでいる地元の方はあまりいないんだろうなあ。
ペンションMUさんは、一人で過ごすには十分過ぎる広さで、お部屋もとても清潔で快適でした。
今回はダイビング以外は何も予定をたてずに来たので、とりあえずごはんを食べに市街地に歩いて向かいます。
一人で入りやすそうなお店をぼ~っと探していると、アジアンぽいお店を発見。
一回入る勇気が出ず通りすぎたものの、やっぱり気になって入る。ひとりで沖縄に来るのは3回目だけれど、やっぱり初日はちょっとそわそわしちゃいます。
カウンター席がちょうどひとつ空いていて、楽しそうに飲むおじさまたちの間にいれていただきました。とりあえずオリオンビールに、レディースセットを注文。海ブドウにしまらっきょ、島豆腐、グルクンと色々食べれてありがたいおつまみセット!
隣にいたおじさまふたりとお話をしていると、そのうちの一人がまさかの同郷、茨城県出身でした。
一人も知り合いがいない場所で、共通項がある人と会えるとそわそわしてた気持ちがなんとなく落ち着きます。
もう一人カウンターにいた、最近ダイエットに成功したらしい宮古島出身のおじさまが、元々99.8キロあった体重を98キロと若干サバ読んでわたしに話し、つっこまれていてかわいかったなぁ。どっちにしても重いじゃないか。
隣のおじさまたちに泡盛のコーヒー割をおすそわけしていただき(泡盛のクセがなくなりとっても飲みやすかった!)、そのまま流れで二軒目、カラオケ純ちゃんというスナックに連れていってもらい、初日からディープな過ごし方に...。
お酒をつくりながらお客さんともまんべんなく話し、一人でお店をまわしている方って本当に器用で、バーでも立ち飲みやでもスナックでも、天職だなぁと尊敬します。
地元の方たちでにぎわうなか、純ちゃんさんはわたしにもよくしてくれて、あたたかい時間でした。
ダイビングをする直前12時間はアルコールは控えた方がいいのですが、結局気づいたら0時を越え、まだまだスナックは盛り上がっていましたがお先に失礼させていただきました。日曜日の夜なのにすごいなと思ったけれど、宮古島の夜に、曜日はまったく関係ないらしい。電車もないので終電を気にする人もおらず、華金だから飲みに行くという概念もなさそうでした。毎日飲む島みやこじま。
初日に学んだ大事なこと:島の人はたくさん乾杯をする
そして翌朝7時。
部屋のなかで急に大きな話し声が聞こえ、びっくりして飛び起きる。
部屋を見回すと、テレビのなかのキャスターさんがまじめにニュース読んでいました。
7時に自動でテレビがつく設定になっていたなんて...やめてくれそんなサプライズ。
びっくりしすぎて目が覚めてしまったので、そのまま起きて朝ごはんを食べに宿の一階へ。
THE 和食。こういう朝食、しあわせだ。
もりもり食べて、宿の屋上に行ってみるも、わかっていたけど天気は曇り。
晴れていたらダイビングショップのお迎えの時間まで海に行こうと思っていたけれど、この日は諦め、ゆっくり準備をしていざダイビング!
今回は、カメラの貸し出しをしているということで、BigHolidayさんを利用したのですが、船が立派で至れり尽くせりでびっくり。
温水シャワーや、足湯まで!
今回水温は23℃くらいあったので海のなかは寒くなかったのですが、ボートに戻ったあとが寒かったので、足湯がとってもありがたかったです。
一本目はツインケーブというポイントへ。
ホワイトチップシャークさんが二匹並んで休憩していてかわいかった!
その他、
キベリクロスジウミウシさんも発見。
ずっと洞窟探検みたいでわくわく。
二本目のポイントは、ミニ通り池というところ。
ここでは、お食事中のカメさんに遭遇!
行きも帰りも同じところでずっと食べていました。
そして三本目、ロックビューティーという砂地のまったりポイントでは、チンアナゴさんや、
不機嫌そうなクマノミさん。
美しいサンゴを見ながらのんびりしていたら、
砂地にウミウシ?!と思ったら、この子はヒラムシさんだそう。
ショップの方はみんな親切だし、
ボートの上で食べるお昼ごはんもとてもおいしかったし、
ログ付け用にくれるシールも嬉しかった~!
ダイビングは3本潜って、16時くらいに解散。
そのあとは、リッコジェラートさんで小腹を満たし、(ハイビスカスと、泡盛レーズン!どっちも美味!!)
モンテドールさんでバナナケーキを買って、
ねらっていたTシャツをava!youさんで購入。
沖縄の地域密着飲料、ゲンキクールのパッケージの子です。あぁかわいい。
夕ごはんは、ジェラートやさんの近くで見かけた「subako」さんに行ってみることに。2日目の夜だと、なぜかいきおいづいてくるので、迷いなくお店に突入。
お兄さんふたりでやってるお店で、お二人とも感じが良くて、フレンドリーで安心しました。
まずはビールと、もずくのてんぷら、ゴーヤチャンプルーをいただきました。
ゴーヤが甘くておいし~い。
食べながら飲みながらおしゃべりをしているうちに、どんどんお客さんが増え、さらにみんな贈り物を持ってやってくる。
どうやら、翌日が店長さんの誕生日で、常連さんたちがお祝いをしにやってきていました。すごいタイミングでおじゃましちゃったけれど、お兄さん二人の計らいのおかげでまわりのお客さんとすぐになじむことができ、モエシャンやテキーラで楽しく乾杯させていただきました!まさか宮古島で飲むとは思っていなかった!
店長さんが誕生日を迎える頃にはお店全体で飲んでいるかのような雰囲気になって、いかにこのお店とお兄さんたちがみんなに愛されているかが伝わって、密かにほっこり。
観光客よりも常連さんの方が多いお店らしいのだけれど、みなさん親しみやすく優しく暖かかったなぁ。きっとそれもお兄さんお二人の人柄あってこそなんだろうな。
前日に飲み過ぎてしまっていたのでこの日はサクッと飲んで帰ろうと思っていたはずが、楽しさのあまりあっというまに日付はかわり、長居しすぎてしまいました。
帰り際、となりで飲んでいた子たちがお店の外まで来てくれてハグしてお別れ。
宮古島は、暖かい。