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ボラカイ島 滞在記⑥ 6日目&7日目

DAY6!

 

7日目は帰るのみなので、実質ボラカイを満喫できる最後の日。

朝はホテルに無料でついている朝食をいただきました。


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ベーコンに卵焼きにガーリックライス。

 

ボラカイではメニューにお米があることが多いのですが、白米よりもガーリックライスの方がよく見かけました。

レストランでも、

店員さん「ライスはつける?ガーリックライスね?」

と、半ば強制的にガーリックライスになりがちです。たしかにガーリックライス好きだけども。

ボラカイにいる間、日本食が食べたいという衝動に駆られることはなかったのですが、お米は日本のもちもちしたものが食べたくなりました。こちらのお米はちょっと水分が足りないのです。日本のお米は偉大です。

 

 

カリカリベーコンを食べたら甘いものが飲みたくなり、フルーツシェイクを買いに海沿いへ。

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こちらのお店、注文をするとその場でフルーツを切り、ミキサーにかけてくれます。「sugar?milk?」と聞かれるのでyesと言うと、スプーン一杯くらいの砂糖と、粉末ミルクをいきおいよくいれてくれます。粉末ミルク使うんかい!と最初は思ったし、氷は保冷ボックスからわさっと出てくるし、最初は少しだけ衛生面が心配だったけれど、お腹は無事でした。

フルーツもマンゴー、バナナ、パイナップル、スイカ等から二種類ミックスもできて120ペソ(240円)くらい。レストランには必ずといっていいほどシェイク(スムージー)があるのですが、テイクアウトできるところは少ないので、滞在中はこのお店で2、3回いろんなシェイクを楽しみました。

こんなお店が家の近くにあったらいいのになと思ったけれど、きれいな海も砂浜も、お店のやさしい雰囲気のおばちゃんも、サーカスみたいなストロー入れも、何かが欠けてしまうと偽物になってしまうから、ずっとボラカイで、粉末ミルクをいきおいよく入れてくれるまま、ただそこにあり続けてほしいと願うばかりです。

 

しょっぱいと甘い、ふたつの味覚を満たしたところで、トライシクルに乗って10分くらいのところにるシティモール(ショッピングセンター)へ。


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トライシクルの料金は、島内だったら最大でも300ペソ(600円)というルールはあるのですが、どこにいくときも、短めの距離であっても、乗る前にいくらか聞くと300ペソと言われました。ただ、これはどうやら観光客だから(日本人だから?)で、現地価格はその3分の1くらいらしく、ちゃんと交渉すれば料金を下げてくれるようです!これを聞いたのがもう旅の終盤だったのと、観光客の料金でも日本のタクシーに乗るよりは安いと思ってしまって、今回はすべて300ペソで乗っちゃいました。でも、真のボラカイ人になるためにはこんなんじゃだめだと思うので、また来るチャンスがあれば交渉をがんばりたいところです。

 

ティモールには、ボラカイで一番大きなスーパーと、お土産やさん、アパレル、ドラッグストア、フードコートがあります。

前日、アイランドスタッフのオーナーさんからwatsons(フィリピンのドラッグストア)で売っているヘアトリートメントをおすすめしてもらったので、友人とひとつずつ購入。日本円で400円ほど。日本ではおそらく手に入らないのでまとめ買いしたかったけれど、いかんせん重さがあるので断念しちゃいました。

でも、友人が日本から出発する時点で20キロ超の荷物をせっせと運んで、さらにお土産も買い込んでいたことを思うと、わたしにはガッツが足りなかった!

それにしても、生まれ持ったものもあると思うけれど、オーナーさんは毎日海に潜っているのに髪がサラッサラだったなぁ。

 

そしてスーパーでは、お菓子類を物色。


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どれも100円くらい。お土産にも良い。

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おしい、これはTempuraではなくエビフライなんだと誰か伝えてあげてほしい。

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イメージ図が不思議。


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乾かされた魚たち。怖くて買えなかった。

 

旅行先で買い物をしていて一番楽しいのは間違いなくスーパーマーケットだと思う。

 

適当に、せっけんやピーナッツバター、ガーリックソルト等を買って、お昼ごはん。

フィリピンに来たら一度は食べておきたいファストフード、jollibee!


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ハンバーガーセットも300円以下くらいで、安い。スパゲッティーもあります。

 

一通りシティモールを見終わって、再びトライシクルでステーション2あたりに戻ります。

島の真ん中には一応道路があるのですが、基本的にはどこも工事中。電線もカオスです。


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砂ぼこりも華麗に舞っているので、展望台に行くときと、シティモールに行くとき以外はほとんど道路は使いませんでした。

宿も、ベストは海沿い、海沿いが取れなくても一歩小道を入ればいくつかホテルはあるので、道路沿いはおすすめしません。


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また海に戻り、最後の海遊び。


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いつだったか、なんの話の流れだったか忘れたけれど、友人が「俺はポケモンだったらみずタイプだと思う」と言っているのを聞いてから、きっとわたしもみずタイプだからこんなに海が好きなのか!と妙に納得して、そこから密かにギャラドス気分で生きてます。

 

海遊びをしたあとは、のどの渇きを潤しに、宿の近くのcocobarでレモンフレーバーのサンミゲルを。


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真っ昼間に、太陽の光が差し込んできらきらする海を見ながら、ビールが飲めるのも今日が最後。

 

そして最後の日らしく、マッサージを受けに行ってみることに。

ホワイトビーチ沿いを歩いていると、

昼間は「シュノーケリング?アイランドホッピング?」

夕方くらいになると「マッサージ?」

と、10メートル歩くごとに勧誘されるのですが(独特のなまりを文字だと伝えられないのが悔しい)、この勧誘についていくとどんなところにたどり着くかわからず怖かったので、dmallにある店舗に直接行って予約を取りました。

60分の全身マッサージで600ペソ(1200円くらい)で、他のところに比べるとちょっと高めですが、日本で受けるマッサージに比べると格安!質も悪くなかったです。

 

血流が巡りめぐったところで、海に沈んでいく太陽を見ながら、夜ご飯を食べにステーション3方面へ。

本当に毎日、コレクションにして箱にしまっておきたいくらい、夕陽がきれいだったのだけど、この日はまた格別でした。


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ラストディナーは、ダイビングショップで知り合った自由なおじさま二人と、4日目の夜に行ったお魚市場へ再び!


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お気に入りのエビ、そして大きめのお魚(名前忘れた)、イカの丸焼きアゲイン、アサリスープを4人でおいしくいただきました。(おじさまたちが値切って、5000ペソだった会計は3500ペソまで下がりました。)

おじさまたちは今回の旅行でダイビングを通じて知り合ったそうで、偶然にもお二人とも普段はベトナムで仕事をしているとのこと。

ホーチミンの話、仕事の話、プライベートの話を聞けて、聞いてもらって、軽快にビールを飲んで、とても楽しい時間でした。

休暇中だからかもしれないし、ボラカイにいるからかもしれないけれど、よく笑う、無邪気さが印象的なおじさまでした。

どんな経験をしても、斜に構えず、ああいう風に笑えるおばさんになりたいなぁ。

 

おじさまたちとばいばいした帰り道、デザート代わりにラストシェイクを飲みに寄り道。


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わたしの腕がこんなにマッチョだったとは。

 

宿に着くなり光の速さで寝ようとする友人を、お風呂入りな~と起こすのも最後だと思うと寂しい。

 



 

そして日付は変わって、日本に帰る日。

友人はあと数日ボラカイに残るので、ホテルの前でお別れ。

ホテルでカリボ空港までの送迎をお願いしていて、朝5時に送迎会社の人がお迎えにやってきて、まずは車で港へ。

港で送迎ツアーのお支払をしようとすると、ホテルのお姉さんには800ペソと言われていたはずの料金が、1600ペソ必要と言われる。

現金を800ペソギリギリしか残しておらず、さらにクレジットカードも使えず、近くにATMもないと言われ、まさかこれは日本に帰らずもうしばらくボラカイにいろってことかな...と思いつつも、現金がないことを伝えると、送迎会社の人がどこかに電話をしはじめ、結局800ペソになる。どういうこっちゃ!

そして、カティクラン港に着き、カリボ空港行きのバスに乗り込むと、ツアー会社のお兄さんがわたしの席までやってきて、「フライトは何時?」と聞いてくる。時間を伝えると、「間に合わないからタクシーに乗れ!プラス1000ペソで!」と言われる。

送迎ツアーを頼んでいるのにホワーイと思いながら、変わらず現金を持ち合わせていないわたしは、1000ペソも持っていないことを伝えるも、バスから降ろされタクシーに乗せられる。

タクシーの運転手さんは親切で、「バスだと時間がかかっちゃうけどフライトに間に合うように急いで行くね」と言ってくれて、お金を払う必要があるかと聞くと、「ツアー会社に請求するからあなたは払わなくて大丈夫」とのことで、一安心。結果、バスよりも快適に空港に着けました。(友人が使った別の送迎ツアーはまったく問題なかったようなので、もしsouthwestという会社を使う場合は気をつけてください!)

でも結局、カリボからマニラへのフライトは1時間以上遅れ、急ぐ必要もなかったのですが、今度はその遅延によってマニラでの乗り換え時間がなくなり、マニラ空港内を猛ダッシュしました。

ボラカイ滞在中は英語が話せる友人に英語のコミュニケーションを頼りっぱなしだったけれど、帰国日は頼るのは自分しかおらずハプニング続きで追い込まれたおかげで、ちゃんと?英語が出てきました。

なにはともあれ、無事に帰れてよかった~!

マニラ空港で名前をアナウンスされたのもいい思い出です。

 



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自宅に帰り、ボラカイで買ったものを並べて、にんまりとして旅は終わり。

200円くらいで買えるダサかわTシャツ、もっと買えばよかったなぁ。

 

 

耳が聞こえなくなり、体も重くて絶不調だった12月に、「ねえ、ボラカイ行かない?」と誘ってくれた友人に本当に感謝です。

不調も治り、わたしの魂さんもしばらく出掛けていたけど元に戻ってきた様子!

ありがとう。また行こう。