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沖縄のこと90%と、そのほかのこと10%

ボラカイ島 滞在記① 1日目

2019年2月2日~2月8日、ボラカイ島に行ってきました!

行く前に、ボラカイ島ってどこ?といろんな人に聞かれましたが、ここです。フィリピンです。

goo.gl

地図で見るとまわりも島だらけ。フィリピンは世界で二番目に島の数が多い国だそうで、7100島くらいあるらしい。数えるの大変だったろうに。(ちなみに1位はインドネシア!日本は3位)

 

 ボラカイ島は1990年以降にリゾート地として開発が始まるまでは電気も水道もない秘境だったそうです。ただ、リゾート開発による海洋汚染が進んでしまい、2018年の4月から半年間、環境保護のために閉鎖されていました。

その後のボラカイ島について旅行前にちょっと調べてはみたものの、ガイドブックを見てもマニラやセブ島メインの本のはじっこに2~3ページ情報が載っている程度。

旅行会社が組んでいるツアーもないので、フライトとホテルを別々にとり、ふわっと出発日を迎えました。

 

2/2の深夜2:00羽田発のフィリピン航空に乗り、現地時間6:10マニラ着。時差は、一時間日本の方が進んでいるので、5時間程度のフライトです。

そこから国内線でカリボ空港を目指すのですが、マニラ空港の国際線から国内線への移動が分かりづらいと聞いていたので、事前にイメトレはしていったものの、あんまり役に立たず。空港の係員さんに行き方を尋ねると、みんな笑顔でやさしいけれど、教え方は「あっちの方向!」みたいにざっくりしていらっしゃる。荷物検査の人にジャパニーズはビューティフルと言ってもらって、友人とちょっとデレデレしながら国内線のターミナルへ無事到着。まずは朝ごはん!なんでかわからないけれど全部のごはんにパイナップルジュースがついてくるようで、飲み物過多。


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そして本来ならマニラ9:30発のフライトの予定が、遅れに遅れまくり、結局13:30発くらいに。かなり時間に余裕ができたので、フィリピンのビール、サンミゲルで朝から乾杯!空港内でも80ペソ(160円くらい)で飲めて幸せです。ビールを飲みながら、フライドポテトを食べてみたり、ポテチを食べてみたり、じゃがいもを揚げたものは世界のどこで食べてもおいしいなと思いながら過ごしました。


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マニラからは、大体1時間くらいでカリボ空港に着きます。そしてそこからボラカイ島までは、まず空港から車で1時間半~2時間程度かけてカティクラン港へ行き、そこから船に乗り15分程度。(カティクラン港の近くにカティクラン空港もあるのですが、うまく乗り継ぎができる便がなかったので今回はカリボ空港を利用しました)

空港~カティクラン港~ボラカイ島のホテルまでは、事前に友人が送迎を予約(Island Star Express

してくれたので、ツアー会社の人についていくだけでよかったのでらくちんでした。費用は一人1300円くらい。

ただ、カリボ空港からカティクラン港までの移動は、大きめのバンに絶対定員オーバーでしょうという人数でぎゅうぎゅうづめで乗っていったので、快適とは言えませんでした。が、片側1車線の道路をびゅんびゅん飛ばしながら走ってくれたので大型バスに乗るよりスピードは早く、アトラクション気分を味わえました!ここには、追い越し禁止の概念はないようです!

カティクラン港からボラカイ島まではバンカーボートに乗っていくのですが、そのときに油断して荷物を運んでもらってしまうと、降りるときにポーターさんにチップを渡さなきゃいけなくなります。とはいえスーツケースの持ち運びは重くて大変なので、わたしは行きも帰りも荷物を持たれるがままに任せました。というより、気づいたら荷物を持ってくれていて断れなかった…スピーディーすぎる…。


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結局ボラカイ島についたのは、羽田を出発してから16時間後の現地時間17:00過ぎ。なかなかの長旅だったー!

 

港からは送迎会社のバンにのり10分程度で最初に泊まるホテル「8colors Beach House」に到着。


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ボラカイ島には乗用車のタクシーやバスはないので、移動手段は送迎会社やホテルのバンか、日常的にはトライシクル(相乗りの三輪タクシー)を利用します。

港側(南)から、北に向かってステーション3、ステーション2、ステーション1とエリアが分かれていて、今回はずっとステーション2に滞在しました。行ってみてわかったことですが、西海岸に4キロ続くホワイトビーチ沿いはリゾートホテルとレストランがずーっと並んでいるのですが、ステーション2はショッピングエリアもあり、クラブもあり、夜になってもいちばん賑やかなエリアでした。

今回、フライトもホテルも予約を取ったのが出発の2週間前でギリギリだったのと、中国の旧正月とかぶっていたこともあって、予約を取る際に選べるホテルの数も少なく、とりあえずシャワーでお湯が出そうなホテルならよし!という基準で選んだのですが、最初3泊した「8colors Beach Hotel」も、残り3泊した「Seabird Resort Boracay」もちゃんとお湯は出たし、フロントのお姉さんたちもとても親切でした。

 

最初のホテルでは、3人で最上階のペントハウスを借りたので、キッチンもあり広々。ただ、このキッチンがある部屋には、鍵がなかった。誰でも入れるオープンなわたしたちの宿!


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寝室には鍵がありました。よかった。


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チェックインを済ませたあとは、夜ご飯を食べにホワイトビーチ沿いを歩いてdmallというショッピングモールへ。dmallにはお土産やさん、小さなスーパー、アパレルショップ、薬局、レストランが集まっています。ぐるっと見るだけなら、1時間もあれば見終わるくらいの規模です。

初日の夜ごはんは「ole」というスペイン料理やさんに行きました。


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ガーリックもりもりのエビやイカさん、おいしかった!下の写真は、ミートボール煮込み的なもの。パエリアは、お米の好みの問題だと思うけれど、日本で食べた方がおいしい。笑


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島に到着するまでの移動はちょっと大変だったけれど、夜も半袖で過ごすことができて、すぐそこに海がある場所で、いつのまにか10年以上の付き合いになった友人とごはんを食べていると、日本の寒さとショックな出来事でひ~んやりしきった体の真ん中らへんがほぐれていくのが分かります。

 

家も仕事もどうなるかわからなかった時期に、ボラカイ行こう!と誘ってくれた友人に感謝!

 

この日はdmallを散策し、早めに就寝。

 

そういえば友人はシャンプー・リンス・ボディソープを現地調達していましたが、安いし品質も問題なさそうで(やたらとDove製品が売っている)私もそうすればよかった!

なぜか日本で売っているものをひいきにしがちだけれど、旅先で売っている日用品を取り入れるも旅行の楽しみ方のひとつだなぁと思いました。脱・神経質!そのほうが、どこで生活をするとしても、するすると生きていける気がする。



二日目に続く。

初めましてのハワイ・オアフ島③

ハワイ3日目。

また5:00に鳴った目覚ましをふたりして華麗に止め、二度寝

 

ダイヤモンドヘッドで朝日を見てみたい人生だった…。

旅行先だといつも興奮状態が続いているのか、朝ちゃんと起きるのだけど、きっと今回は時差のせい。だと思いたい。

朝一の時間を逃してしまうとダイヤモンドヘッドの駐車場が混み、入れなくなってしまうそうなので(少し離れたところなら広い駐車場あり)朝一をねらっていたんですが、9:00台に行ってみるともう登山口近くの駐車場は満車でした。

いさぎよくダイヤモンドヘッドは夕方にチャレンジすることにして、ダイヤモンドヘッドより程近い「The Coffee Bean & Tea Leaf」で、ダイヤモンドヘッドを愛でながらの朝ごはん。

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食べ物はフルーツ、スコーンやサンドイッチなどの軽食のみですが、ここは飲み物の種類が豊富で、チャイやフルーツティー、玄米茶もありました。飲み物といえば、ホールフーズに数種類のカラフルな「KOMBUCHA」が売っていて、ハワイでは昆布茶が人気なのかと思いこみそうになりましたが、紅茶を発酵させた乳酸菌飲料のことだそうな。ネーミングセンスの不思議。ひとつくらい買って飲めばよかったなぁ。

 

4日目は朝から空港に行って帰るだけなので、実質今日が自由に行動できる最終日。

向かうは、ワイキキから車で30分程度のハナウマ湾!

だったのですが、ハナウマ湾に行く途中の駐車場で、韓国人のファミリーが乗ったレンタカーにゴツンと車をぶつけてしまう事故が…。

幸い、双方にケガがなかったのでこんなことが言えるのですが、次にもしハワイで事故が起きたときもスムーズに対応できるスキルを手に入れて、ひとつ大人になりました。

事故の直後、韓国人の方は保険会社に連絡をいれていましたが、まずは警察に電話をした方が話が早いみたいです。万が一!事故が起きてしまったら、

①警察に電話をして事故が起きた場所と車の色を伝える(カタコトでもなんとかなりました)

②警察官が現場にきて、状況確認、免許証番号等、必要事項のヒアリング(その場でPCに入力していました)

③レンタカー会社に伝えるためのレポートNO.控えをもらう(レンタカーを返す際に提出)

以上です!警察を呼んでから処理が終わるまでは30~40分で済みました。

韓国人ファミリーの時間を奪ってしまい申し訳なかったけど、最後にはDon't worryと言ってくれてとても良い人たちでした。

それにしても、現地警察のお世話になるなんて、なんだか一皮むけた気分。なんて言えるのもケガ人がいなかったからこそなのだけど。そして、ホノルル空港でレンタカーを借りるときに有無をいわさず「フルカバー!」と補償内容が充実した保険に加入させてくれたおじちゃんに感謝します。車のキズはたいしたことはなかったけれど、フルカバーに守られている安心感はありがたかった。結局保険会社には電話がつながらなかったのですが、レンタカーを返すときも特に問題はなかったです。

 

さてさて、気を取り直して、目的地のハナウマ湾へスーパー安全運転で到着。

環境を守るため、ハナウマ湾の成り立ちや、海で遊ぶ上での注意事項が盛り込まれたビデオを見てから入場します。こんなサンゴ礁が見えて、浮かれます。わく。


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シュノーケリングスポットとしても有名なハナウマ湾はワイキキビーチくらいの人の多さだったけれど、ここは入場料を払ってでも行く価値あり!です。

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駐車場からビーチへ降りていくときに見えるこの光景は他にはないなと思います。入場前に見たビデオによると、火山が噴火して出来た地形だそうです。


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今回はシュノーケリングはしなかったけれど、そこにいるだけで幸せな空間でした。

 

ハナウマ湾を出たあとは、車で5分ほど移動し、「マカプートレイル」へ!前日に登ったラニカイピルボックスまでの道のりに比べると、頂上までの道がすべて舗装されていてわりかし平坦な道だったので、往復1時間をお散歩気分で楽しめました。


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海そのものだけを比べるなら、沖縄の阿嘉島のニシハマビーチや竹富島のコンドイビーチの美しさに勝るところはないと思っているのだけど、ハワイでは気軽にトレッキングができて、その頂上から海を見渡すという違う楽しみ方があるので、そこが良かったです。


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そしてワイキキ方面に戻り、再びダイヤモンドヘッドへ!


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夕方16:00くらいに行ったのですが、駐車場も空いていて、日も当たらず涼しく、20分ほどで頂上に到着。


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夕方を迎えるまえの、少し霞んだワイキキの街がきれいに見えました。障害物なく一面に広がる海もいいけれど、人が生活をして、生きている気配がする街を見るのもいいもんだなぁと思う。と言いつつ、高いところが好きなだけかもしれない。ミスチルも、むかしむかしに、高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんなって言ってたしな。


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そういえば、ダイヤモンドヘッドもだけど、ハワイではいたるところでマングースさんを見かけました。今まで見たことがなかったので、ハブと戦うくらいだからどう猛な動物を想像していたのだけど、リスみたいでかわいげのある子たちでした。


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夜ご飯は、またまたデリを求めてホールフーズへ。大好きホールフーズ。ホールフーズなしに、今回のハワイ旅行は語れません。


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好みのものを選んでいるというのもあるんですが、どれを食べても味付けがおいしかったです!レストランで二皿頼むと、二人で食べきれない量が出てきてもったいないので、デリの存在はほんとに助かりました。

ゆうに30種類は越えるお惣菜が並んでいる姿を思い出すと感嘆の声がもれそうです。はぁ。もれた。日本にもあったらいいのになぁ。

 

ちょうどよくお腹いっぱいになり、自分へのお土産にTシャツ探しのお散歩へ。ハイアットリージェンシーの二階にあるサーフブランド「Function Surf」で好みのものを発見!$19くらい。ハワイの物価は基本的に高いけれどTシャツは比較的安いのが不思議です。

安いといえば、そのあと行ったディスカウントショップの「ROSS」!ハワイ限定というわけではないけれど、Lindtのチョコレートが格安で売っていたり、日本の古着屋のように雑多に並べられた洋服のなかにはたまにブランドものがまじっていたり、はじっこにはスーツケース、2階には生活用品、とにかくなんでも売ってます。時間があれば、お宝探し気分で楽しめるかも。

 

4日目は現地時間午前のフライトで、日をまたいで日本時間の夕方に成田に到着。どんなに楽しみにしていても、いってしまうと3泊5日なんてあっというま。

 

 

 

その時々に見えている景色も、友人と交わす他愛のない会話も、そのときにしか味わえなくて、写真には残せても二度と同じ瞬間はこないってことをいつも忘れずにいたいけど、それはなかなかむずかしいことなので、忘れたころに読み返すため、ここに残しておきます。


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初めましてのハワイ・オアフ島②

ハワイ2日目。

朝5:00に起きて、ダイヤモンドヘッドに朝日を見に行くはずが、ふたりともあうんの呼吸で5:00の目覚ましのアラームを止め、8:00過ぎに起床しました。いっぱい寝れて幸せです、おはようございます。

 

ダイヤモンドヘッドは次の日に行こう!と開き直り、ワイキキのホテルから車で10分程のカカアコエリアにある、ホールフーズマーケットクイーン店へ朝食を求めて出発。

ホールフーズはウォルマートに比べると、オーガニックフードや自然食品、輸入食品等も扱っている若干高級志向のスーパーで、品揃えも多く、陳列が美しくて見てるだけで楽しかった…毎日行きたいくらいです。ローカルのものは商品のポップを見ればわかるので、お土産探しにも最適かと思います。カットフルーツの種類も豊富で、大好きなザクロもあって最高ですありがとうございます!

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何より、デリのコーナーに一番興奮しました!サラダ、生野菜、スープ、チャーハン、パスタ、メインのお肉料理などなど、時間帯によって内容は変わるそうで、レストランに行かず朝も昼も夜も3食ここでいいなと思ったくらいです。

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好きなものを好きなだけ選んだら、レジでお会計。重さで値段が決まります。買ってすぐ、店内やテラス席で食べれるのも良い。この日はどうしてもブロッコリーが食べたい朝でした。チーズスープも濃厚で美味!f:id:rei_tototo:20190123163630j:image

朝食後は、車で30分程のカイルアビーチへ。初日は西側と北側の海に行ったので、今日は東海岸デビュー!

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ワイキキビーチに比べて人も少なく、暑すぎず寒くないちょうど良い気温と日差し、静かな波の音に誘われ、レジャーシートをひいた直後に友人はスヤスヤ。横にいたカップルも、スヤスヤ。なんとも平和な時間。

 

ぼーっと座りながら、去年起こったいろんなことを思い返しては、せっかくハワイにいるんだから日本のことを考えるのはやめようとするけれど、いる場所を変えても自分の頭の中はそう簡単にリセットできず。それでも、自分の家で何周も何周も頭の中をぐるぐるするよりは、ひらけた視界のなかで、日光浴をしながら考えている方が多少は健全だし、ずっとマシかもしれない!f:id:rei_tototo:20190123164519j:image

しばしカイルアビーチで「なにもしない」をしたあと、車で5分ほど移動して、ラニカイ・ピルボックス・トレイルへ。

ルボックス自体は、戦時中、高台につくられたコンクリートの陣地のことを指すのですが、眺望が良いためいまはトレイルコースとして定着しているらしい。ラニカイピルボックス以外にも、オアフ島にはいくつかピルボックスが点在していますが、まずは世界の美しいビーチなんとか選に選ばれているラニカイビーチを見渡せるということで、ラニカイピルボックスを目指して登り始めます。

※専用駐車場はないので、ちかくの住宅街に友人ががんばって停めてくれました。へへ。

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トレッキングシューズではなくても大丈夫ですが、ピルボックスまでは舗装されていない道を登っていくので、すべりにくいスニーカーは必須です。
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11:30くらいにのぼり始め、こんな感じのボコボコした道を歩いていくこと約20分、1つめのピルボックスに到着!f:id:rei_tototo:20190124140706j:image

ルボックスから見渡せるラニカイビーチの美しさよ…おまえさんすごいな…f:id:rei_tototo:20190124140633j:image

この日は若干雲がありましたが、それでもこの青。

波の音を聞きながら砂浜から見る海も大好きだけど、さえぎるものがなにもない高台で、少しひんやりした風を受けながら見る海も同じくらい大好き。
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1つめのピルボックスからまた5分ほど山を登ると、2つめのピルボックスに到着します。

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たいしたことのない距離なのに、2つめのピルボックスから見える景色は違っていて、いままでの人生で歩いた5分間のなかで一番価値のある5分間でした。ピルボックスにいる人たちがみんな、登り切った達成感と、見える景色の美しさが表情にも反射して、明るい一体感を作り出していたのも心地よかった。


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 ラニカイピルボックストレイルを満喫したあとは、運動後でさっぱりしたものが食べたくなり、アサイーボウルを求めて「nalu Health Bar & Cafe」へ。アサイーボウルの他、フレッシュジュースやサンドイッチなどもありました。

わたしはアサイーボウルのSサイズを注文。$8くらい。サイズはSサイズで十分でした。

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その後はワイキキへ戻り、この~木なんの木気になる木~を見にモアナルア・ガーデンパークへ行きました。正直なところ、既視感もあって一応見ておくかくらいの気持ちで行ったのですが、木の下にたって空を見上げると木漏れ日がきれいで、芝生の緑にも癒されました。で、この木はなんの木かと言うと、樹齢120年ほどの、モンキーポッドという木らしいです。


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そして、小腹がすいたわたしたちは、マラサダを買いに「レナーズベーカリー」へ。

ハワイで食べたもののなかで、期待を越えておいしかったものランキング1位は間違いなくこれ!イートインスペースはないので、あげたてのマラサダを受け取り、その場でぱくり。以前表参道や吉祥寺のアロハテーブルで食べたマラサダとはまた別物で、もっちもちフワフワでとってもおいしかった!いままで、ただの揚げドーナツだと思っていてごめんなさい。


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このあとは一旦ホテルへ戻り、ワイキキビーチをはじっこからお散歩。ロイヤルハワイアンホテルに惚れ惚れ。

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お散歩中、写真を撮っていたわけではないのに外国人のおじさまが「写真を撮ろうか?」と声をかけてくださりお言葉に甘えることに。わざわざ言ってくれるなんてやさしい。

そして、そこでおじさんから指示されるまで、ハワイにきてからアロハ~のあのポーズを取っていないことに友人と気づいて、ハッとしました。日本での出来事に引きずられて、浮かれきれていない自分に反省。おじさん、気づかせてくれてありがとう。思わずうしろ姿を撮っちゃいました。

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去年や昨日にどんなことがあったとしても、いまいるのはここ、という感覚を忘れちゃいけないよなぁ。簡単なようで、難しいことだけれど。

 

写真を撮ってくれたおじさんに感謝をしつつアロハ~をし、少し歩いて「Banan」でハワイ産のバナナを使ったアイスを購入し、そのまま夕日を見にまたワイキキビーチへ。f:id:rei_tototo:20190124143536j:image

※Bananワイキキ店のGoogleMapの住所が間違っていてたどりつくのに苦労したけれど、カラカウア通りにあるザ・チーズケーキ・ファクトリーの横道をワイキキビーチに向かって入っていったところにあります(サーフボードがたくさん並んでいるところ)

 

ワイキキビーチでレジャーシートを広げ、バナナアイスを無心に食べながら夕日が沈むのを待つ時間を表す日本語が見つからないけれど、ただただ、贅沢な時間でした。


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Bananのアイスでお腹を満たしてしまったので、日が沈んだあとはワイキキの夜景を見にタンタラスの丘に行きました。テラスハウスでギルティー侍さんがちかこさんに告白した場所だ!と内心興奮しながら。

ビルがたくさんある場所よりもなにもない海が好きだし、人工的な光よりも星の方が好きだけれど、夜に山の斜面に広がる光はとてもきれいだし、人の暮らしを感じられる家の光はあったかかったです。

 

夜ごはんは、ホテルのすぐ近くにある「shorefyre(ショアファイヤー)」でロコモコと、ガーリックシュリンプをいただきました。前日にノースショアのジョバンニで食べたものよりさっぱりしていてわたしはこっちのほうが好きでした。

 

2日目の夜はABCストアでビールを買ってホテルでのんびりと飲み、おしまい。

 

次の日が、ダイヤモンドで朝日を見る最後のチャンス。再び5:00に目覚ましをかけ、明日こそは!と言い合って、就寝。

初めましてのハワイ・オアフ島①

2018年の旅行一発目!

1月12日~16日、3泊5日で初めてのハワイに行ってきました。旅行先を決めるとき、いつも沖縄orどこかで迷うのですが、退職後で時間もあり、1月の沖縄が風が強く天気も悪いことが多いので、それなりに日数が必要なハワイに思い切りました。

予約を取ったのは12月下旬だったのですが、お正月休み明けということもあってか、今回は近畿日本ツーリストで航空券・ホテルセットのツアーを申し込み、旅費は空港使用料等含め9万円くらいで済みました。

wifiは4travelのグローバルwifiを事前に申しこみ、500MB/日のプランにしましたが、二人で使用しても全く問題のない容量で快適でした。(利用したのはほぼweb閲覧とgooglemap)最初に申し込もうとした別会社は倍の値段だったので、ちゃんと他も探してよかった!

アメリカに渡航する際に必要なESTAも、15分程でWEB上の入力・申請は終わり、数時間後には承認されており、少し自分がレベルアップした気分になりました。旅行会社も代理申請をやってくれますが、手数料でちょっと高くつくので、自分でできることなら自分でやった方が良いかと思われます!

 

さてさて初日は、成田から日本時間12日(土)20:00発、同日の現地時間朝7:00くらいにホノルルに到着。行きは時間が巻き戻ってとても得した気分。

機内食は、がんもどきでした。デルタ航空で食べるがんもどき、新鮮。


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入国審査に並んでる際に、同行した友人が機内に忘れ物(化粧品類)をしたことに気づいて近くにいたスタッフに伝えたけれど、機内にはもう戻れず、近畿日本ツーリストの現地スタッフからもデルタ航空に連絡をしてもらったけれど、結局忘れ物は見つからず戻ってきませんでした…。

でも、「体は無傷だしね!」と言いながら、忘れ物と同じものたちをホノルル空港の免税で買っている友人を見て、いさぎよくてたくましくていいな!と勇気づけられました。トラブルにあったあとの学ぶべき姿勢!大体のことは気のもちようでやりなおせるもんね。

 

到着後はホノルル空港で車を借りたのですが、レンタカー会社がいくつか並んでいるところで、なぜか予約していた会社とは別会社のカウンターに堂々と並んだり、借りた車の正面に駐車されている車のドアを真剣にあけようとしたり、眠さとハワイについた嬉しさでハイになり、そんなことでひとしきり笑って出発。半袖で歩ける気温と、いたるところにある南国の植物が嬉しい。


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具体的なプランは決めずに旅行当日になったけれど、空港でのざっくりとした会話でざっくりとしたプランは決まり、初日はざっくりとまずは西海岸へ。最初は「Kahumana Organic Farm&Cafe」に朝食目当てで向かったのですが、エアビーの宿泊者にしか朝食は提供していないとのことで諦め、近くにあった「Countryside Cafe」へ。


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メニューはオムレツやパンケーキ、エッグベネディクト等、なんでもあり。迷いに迷ったあげく、わたしはフレンチトースト、友人はきのこ入りのオムレツを注文。店内は地元の方っぽい人たちでほぼ満席、途中で元力士の小錦さんもいらっしゃり、ハワイ感を感じる。店名の通り良い意味で田舎っぽく、良い意味でキラキラしていなくて、居心地の良い場所でした。遅く起きた土曜日にお母さんが作ってくれるような素朴なフレンチトーストもおいしくて、ほっとする味でした。


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道路をはさんで正面に広がっているMana Kai Beachも思いがけずきれいでした!


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あらゆる海にいくたびに、貝やシーグラスを探すのが人生の楽しみのひとつなのですが、ここの海岸にあるシーグラスはちっ…ちゃい!ちっちゃい分、見つけたときの喜びもひとしお。あらゆる波にもまれてここまで来たと思うと、お疲れさま、という気持ちになります。

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一通りビーチコーミングを楽しんだあとは、雰囲気だけ楽しむために、「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」へちょっと寄り道。特にディズニーファンというわけではないのですが、ホテル内の装飾も雰囲気も、ディズニーランドに来たかのような夢の国っぷりで、泊まってなくても入るだけでわくわくします!


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わたしのハワイでの唯一の後悔は、ホテル内で売っていたAULANIロゴのキャップを買い損ねたこと…サイズ感含めちょうどよかったのです。楽天で手に入るけど、現地価格の3倍の6000円になっちゃってました。くぅ。

 

ホテル内、プール・ビーチのTHEリゾートな雰囲気を満喫したあとは、Dole Plantationでパイナップル畑をちら見し、ノースショア・ハレイワへ。

そしてビッグウェーブとはなんぞやと思いながらワイメア・ベイ・ビーチへ向かい、砂浜に座りながら波に乗るサーファーたちをぼーっと観察させていただきました。f:id:rei_tototo:20190122175848j:image

サーフィンを見たいと思ったのは、完全に去年一気見したテラスハウス(ハワイ編)の影響だけど、映画やドラマの聖地巡礼をするひとたちの気持ちがちょっと理解できました。現実のなかで、自分以外の物語を追体験する楽しさ。わかります。

ちなみにこのビーチでは、こんな貝殻たちが拾えました。欠けもせず、割れもせず、ありがとう。

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そして、ノースショアが発祥と言われているガーリックシュリンプを買いに、「ジョバンニ」へ。16:00と中途半端な時間だったので、5分くらい並んですぐに買えましたが、昼過ぎに通ったときは行列でした。

エビをたっぷりのガーリックで炒めたものが、おいしくないわけがない!f:id:rei_tototo:20190122180118j:image

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「ジョバンニ」があるカメハメハハイウェイ沿いには、フードトラックがいくつかと、雑貨やさんや水着屋さんなども並んでいるのですが、「マラマ マーケット」というスーパーマーケットは地元のスーパー感があってよかったです。お菓子等の値段も、ワイキキのABCストアより少し安い気がします。そして、そのスーパーマーケットの横で売っているチキンがおいしかったです。ガーリックシュリンプも量が多いので、ここのチキン(ふたりならハーフで十分)と、ガーリックシュリンプ一皿をふたりで分け合うのが飽きもこず、正解でした。

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その後、お腹を満たしたわたしたちはワイキキに向かい、ホテルにチェックイン。f:id:rei_tototo:20190122180330j:image

今回のツアーは予約後に航空会社とホテルが確定するものだったので不安もあったのですが、今回泊まった「ワイキキリゾートホテル」は清潔で部屋もせまくなく、メインのカラカウア通りまでもすぐだったので、夜のお散歩にもぴったりでした。

夜になり、最後に慌てないようにお土産を買ってしまおう!という勢いになり、車で10分くらいのウォルマートで、パンケーキミックスやはちみつ等をまとめ買い。カラカウア通り沿いは観光地価格なのかあらゆるものの値段が高いように感じたので、お土産を買うならウォルマートやワイキキから離れたエリアのスーパーが良さそうです。

 

夕方にもりもりとガーリックシュリンプを食べたのでどうにもお腹が空かず、夜ご飯はウォルマートでそうめんを買ってホテルで食べました。旅行先で、好きな時間に好きなものを適当な場所で食べれるゆるさと、それを可能にさせる波長の合う友人がいること、それが何よりの贅沢だなと心底思います。

 

2日目は朝日を見にダイヤモンドヘッドに登るぞと意気込み、目覚ましを5:00にかけ、就寝。時差のおかげでなが~い土曜日、よく生きました。

沖縄本島から行ける離島 ①慶良間諸島(渡嘉敷・座間味・阿嘉)

沖縄県にはたくさんの島が存在します。

沖縄県のホームページによると、有人島は47島、無人島は113島、計160島もあるそうです!(2018年3月時点)想像していたより多かった!

もちろん、その中で交通手段の問題等で、観光でアクセスできる島の数はもっと少なくなりますが、沖縄の楽しみ方のひとつとして、是非おすすめしたいのが離島巡り。那覇の街歩きも、古宇利大橋ドライブも、美ら海水族館も楽しいけれど、離島の空気を吸わずして沖縄のよさは語れません。

そんなわけで、まずは沖縄本島から日帰り・あるいは1泊で遊びに行ける島を順番に紹介していきたいと思います。

まずは沖縄本島から気軽に行ける島、慶良間諸島から!

 

--目次--

1.慶良間諸島とは?(概要・アクセス)

2.どんな人におすすめ?

3.それぞれの島の魅力(食べ物・ビーチなどなど)

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1.慶良間諸島とは?

 ざっくり言うと、慶良間諸島を構成する主な島は「渡嘉敷島」・「座間味島」・「阿嘉島」の3島です。すべて有人島で、那覇とまりん港から高速船あるいはフェリーでいくことができます。高速船なら渡嘉敷島は約30分、座間味島阿嘉島は約1時間で到着するので、日帰りも十分可能です。

※混み合うシーズンは事前にチケットをネット予約しておくことをおすすめします!

渡嘉敷フェリーポータルサイト 

座間味村アイランダーズネットワーク ←阿嘉島もこっち

慶良間諸島にはたくさんのダイビングスポットがある他、シュノーケリングでもウミガメに遭遇することもしばしば。また、ケラマジカという、慶良間諸島にしか生息しない天然記念物の鹿もいます。出会いを求めて、オスのケラマジカは島間を泳いで渡るそうな。なんてかわいらしい…。わたしは以前ボートダイビングの休憩中、ガケのようなところにたたずむ気高い?ケラマジカを見たことがありますが、阿嘉島に泊まると飲み屋から出たらシカが目の前にいた、なんてこともあるそうです。

 

2.どんな人におすすめ?

全人類におすすめしていますが、下記のいずれかに当てはまる方には全力でおすすめしたいです。

那覇市内にホテルを取っている

・車がなくても行ける場所を探している

・自然に癒されたい

・とびっきりきれいな海が見たい

沖縄本島シュノーケリングがしたい

・ウミガメに会いたい

・高いビル群を見たくない

・現実からしばし離れたい

・きれいな空気を吸いたい

ひとつでも当てはまるのであれば、大雨じゃない限り、船が欠航していない限りは一度は行ってほしいです。心から。

 

3.それぞれの島の魅力

3-1.渡嘉敷島

慶良間諸島の中で一番とまりん港から近いのが渡嘉敷島。夏季期間(3月~9月)であれば9:00とまりん発の高速船に乗れば、17:30渡嘉敷港発まで、一日ゆったり遊ぶことができます。

主なビーチは2つ、阿波連ビーチととかしくビーチです。船の発着時間に合わせて、港から阿波連ビーチまではバスが運行しているので、車は不要です。ただ、とかしくビーチにいくとなると、現地でレンタカーを借りるか、とかしくビーチの目の前にある「とかしくマリンビレッジ」に宿泊して送迎を利用する必要があります。

阿波連ビーチ近辺には飲食店もいくつかあるので、お昼ごはんに困ることもありません。シュノーケリングセットの貸し出しもあるので、タオルと着替えさえ持っていけば120%海を満喫できます。(現地のバスや船は、濡れた格好では乗ることができないので要注意!バス停の前にあるシャワーを利用して、ちゃんと着替えて帰りましょう!)

 

はじめて渡嘉敷島に行ったとき、バスから見える海の美しさに感動して、思わず泣きそうになりました。バスに乗るときは、できれば進行方向右側へ!

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渡嘉敷港から阿波連ビーチに向かうバスの中から見えた海

バス停から阿波連ビーチまでのこの道、大好きです。Tシャツのお兄さん、こんなきれいな海を前にして、何を謝る必要があったんだい。

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立ち止まりたいような、走り出したいような気持ちになります

阿波連ビーチにおりて、右方向に向かって歩いていくと、小さな展望台があります。いつだったか、渡嘉敷島に住む方が案内をしてくれたのですが、そこからの景色も絶景でした。海に入らなくても、こんなところを散策しながらのんびり過ごすのもありだと思います。

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阿波連ビーチの高台から見える海

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阿波連ビーチのはじっこにはこんな不思議な地形の場所も

3-2.座間味島

座間味島までは、とまりん港からフェリーで1時間半~2時間(航路による)、高速船で約1時間かかるので、 渡嘉敷島と比べると少し距離がありますが、それでも十分に日帰りで楽しむこともできます。おすすめは、ちょっと弾丸ツアーになりますが、朝一で座間味島へ向かい、その後村内航路(予約不可)で阿嘉島にわたり、阿嘉島からとまりん港に戻るルートです。

ただ、夕方太陽が沈んでいくダイナミックさや、夜の静けさは宿泊をしないと体感できないので、時間が許すのであれば1泊でもいいので滞在してほしいなと個人的には強く思っています。

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船から見える阿真ビーチの向かいにある無人

 

座間味島には、主に「阿真ビーチ」と「古座間味ビーチ」2つのビーチがあります。

いつぞやの阿真ビーチでは、午前中にシュノーケリングをしていて、ウミガメさん2匹と遭遇しました。

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8月の阿真ビーチ

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5月の古座間味ビーチ

両ビーチともに座間味港からバスが出ていますが、方向が逆なので事前にどちらのビーチにいくかは決めておくと良いです。暑すぎる日でなければ、徒歩でも行くことはできますがそれぞれ港から20分くらいはかかるので、熱中症には十分気を付けてください。(渡嘉敷島同様、バスや船は濡れた格好では乗ることができないので要注意です)

阿真ビーチから見える対岸の無人島にはボートで行ける島渡しのツアーもあるようなので、参加したらまた追記します。

 

また、ビーチ周辺にはあまりごはん処がないため、お昼ごはんは港近辺の集落内で食べていくか、お弁当やおにぎりを買っていくことをおすすめします。港から徒歩5分ほどの「和山海雲(わやまもずく)」さんでいただける冷たいもずくそばは、夏の暑い日にぴったりです。

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サッパリおいしいもずくそば

その他、座間味島での過ごし方や夜ご飯については過去の旅の記録にも詳細を残しているので、ご覧いただけるとうれしいです。

 

rei-tototo.hatenablog.com

 
3-3.阿嘉島

これまでに海外のビーチリゾート含め、いろんな場所でシュノーケリングをしてきたのですが、一番夢中になったのは阿嘉島の北浜(ニシバマ)ビーチです。一緒に行った友人ともほぼ言葉をかわすことなく、時間を忘れて海の中をずーっと見ていました。

座間味島を経由して日帰りで行ったので、北浜ビーチについたのは午後遅めの時間だったかと記憶していますが、素晴らしい透明度でした。

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8月の北浜(ニシバマ)ビーチ入口

北浜(ニシバマ)ビーチまでは、阿嘉港から徒歩だと20分くらい。わたしはいつも、ストアー辰登城さんで自転車を借りて向かいます。少し坂もありますが、自転車をこいでいるだけで気持ちが良くて、幸せになれる島です。

 

渡嘉敷島座間味島に比べると知名度が低い阿嘉島ですが、その分、他の島のビーチよりも人が少なく、のんびりできます。

シーズン中はビーチ前にシュノーケリングセットやマリングッズの貸し出しをしているお店もシャワーもあるので、海遊びに困ることはありません。

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波も、流れる時間も穏やか

阿嘉島については、いま一番泊まりたい離島ランキング1位なので、近々満天の星空とケラマジカに会いにいくつもりです。

また民宿やごはん処の情報等、レポートします。

 

離島にいこうか迷っている方の少しでも手助けになったらいいなと願いつつ、この文章を書きながらもっと慶良間諸島のことを知りたいなと思ったわたしでした。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

沖縄オフシーズンのひとり旅 ④那覇

12/25~12/28の3泊4日のひとり沖縄旅行もあっというまに最終日。すでに座間味島が恋しい。

天気予報は曇り、傘は不要とのコメントつきだったけれど、外に出ると、しっかり小雨が降っていました。あまりにも当たらない天気予報になんだか楽しくなってくる。

晴れた日の方が好きだけれど、前日に座間味島で奇跡みたいな海を見て満足していたので、雨の日の散歩も楽しもうという気分になる。

 

普段、週末を利用して2泊3日で沖縄に来るときは、できるだけ長い時間沖縄の地にいたいので、最終日も那覇18:30発か19:30発の便を取り、朝から久高島やコマカ島等に船でわたり、戻ってきて那覇にある銭湯(りっかりっか湯)に入ってから飛行機に乗って帰ることもあります。

今回はLCC激安旅なので、残された時間は午前中のみ。

前日も、前々日も、朝にポークたまごおにぎりを食べていたからか?、今日もポークたまごおにぎりが食べたくなる。そこで、牧志公設市場の近くの「ポークたまごおにぎり本店」に向かうことに。

県庁前のホテルを9:00くらいに出発し、お土産やさんを覗きながら、ゆっくり歩いて20分ちょっとで到着。こんなに人がいない国際通りは初めてでした。

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わたし以外は、ほとんど韓国人と中国人客でした。ゆえに、メニューにも国際色があふれています。

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わたしは、人参しりしりと、ナーベラ天のおにぎりを注文。注文後に調理したものを出してくれるので、出来たてほやほやのものがいただけます。

実はここ、前に来たときは、お店の前に行列が出来ていて諦めてしまったお店でした。今回も5,6人は並んでいたけれど、待ち時間は10分程で購入できました。オフシーズンは、これがいい。

ホカホカのあったかいおにぎりを受け取り、すぐに食べればよかったのですが、朝食はまた別で行きたいお店があったのでポークたまごおにぎりたちはお昼に食べることにしました。

 

その後少しだけ牧志市場近辺でお土産を物色し、おいしそうなもずくを購入。家に帰ってからも沖縄の味を楽しめるのがうれしい。もずくといえば、石垣島の「ひとし」と恩納村の「農園炉端しまぶたや」で食べられるもずくのてんぷら、石垣島の「あだん亭」のもずくじゅーしーは、何度でも食べたいもずく料理トップ3です!

 

さてさて朝食は、ポークたまごおにぎり本店から歩いて徒歩10分程度、「たそかれ珈琲」さんへ。3年前に初めて来て以来、スイーツやコーヒーもおいしく、使われている沖縄の陶器も好きで、3回目の来店です。今回は、自家製パンをいただきましたが、と~ってもおいしかった!コーヒーについてくる、お茶菓子(ラスク)もおいしい。次は、カレーも食べてみたい!

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自宅へのお土産用にコーヒー豆も購入し、ゆいレールで空港へ。

 

沖縄から離れるさみしさをまぎらわすために、空港の本屋さんで、次の旅行用にハワイの本を買う。そして、LCCターミナルで搭乗を待つ間、ポークたまごおにぎりを食べる。ナーベーラ(ヘチマ)はナスのような味がして、おいしい。でも、これ、でかい。にんじんしりしり入りのポークたまごおにぎりは、自ずと夕飯にまわされることに…。

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そんなこんなで、2018年最後の沖縄旅行も、2018年も、もう終わり。2日目座間味の居酒屋で、オーストラリアおじさんに「2018年は良い年だった?」って聞かれたときに、素直にうんとは言えなくて、同様に彼も今年はいまいちな年だったらしい。何があったのか具体的には言わなかったし聞かなかったけれど、2019年は彼にとって、2018年よりも良い一年になるといいな。もう伝える術がないけれど、オーストラリアに念を送ってみます。そんなとびきりラッキーなことはなくても、嫌なことが続いてしまったとしても、たまに沖縄の景色を思い出してほっとできるような、心穏やかな日常を過ごせますように。

沖縄オフシーズンのひとり旅 ③座間味つづき

12/27(水)、座間味島3日目、那覇に戻る日。
8:00に起きてカーテンを開けると、お久しぶりの青空が!前日確認した天気予報では終日曇りだったので、当たらない天気予報に感謝。沖縄の天気予報はあてにならないというのは本当で、一週間雨予報だったときに、行ってみたらずっと晴れだったこともありました。

とは言え、変わりやすい島の天気、早く海に行かないとあっという間に曇ってしまうかもしれないので、急いで準備をする。

早めにチェックアウトをして、荷物だけ置かせてもらい、徒歩で古座間味(ふるざまみ)ビーチへ向かう。
今回は海に入る予定はなかったので利用しなかったけれど、チェックアウト後も必要があればシャワー使って大丈夫ですよと民宿のお姉さんが言ってくれました。座間味には今回泊まった「いよんち」さん以外にも民宿はたくさんありますが、程よい距離感で接してくれるお姉さん(英語がペラペラで、わたし以外の宿泊客はみんな外国の方でした)と、清潔なお部屋、必要最低限のものがそろっていて(ドライヤー、洗濯機と洗剤、バスタオルはレンタル可)、値段も加味してバランスが良かったので、また座間味に滞在するときは利用したいと思います。

古座間味ビーチまでは、港周辺の集落からは徒歩で20分くらい。12月のこの時期は半袖だと少し肌寒いくらいの天候だったので歩くにはちょうど良い距離だったけど、急な坂道を昇ったり降りたりするので、暑い日は港から出ているバスを利用するのがベストです。阿真ビーチに行くなら比較的道が平坦なのでレンタル自転車もありですが、古座間味ビーチだったら自転車はただのお荷物になってしまうので、要注意です!

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関東の冬の日差しよりも少し強めの光と、少しひんやりした風が通り抜けて、最高に気持ちが良い。いくらでも歩ける気がする。

そして、古座間味ビーチに到着。完璧な、ケラマブルー!!!
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午前中早めの時間だったこともあり、しばらくはこんなに広い海に、わたしひとり。こんな贅沢なことがあるだろうか。

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この海を見て、生きててよかったと心底思った。し、生きてる限りは、ごはんをおいしく食べて、明るい気持ちで朝起きるという毎日を続けないと、もったいないな、とも。
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階段で登れるテラスのようなところで、朝105ストアーで買っておいたポークたまごおにぎりをいただく。今日はケチャップ味!塩味よりおいしい!
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しばらく砂浜を歩いてシーグラスや貝殻を拾ったあと、初日に行った阿真ビーチにももう一回行ってみようと思い立ち、急ぎ足で向かう。というのも、実はこの日、波の影響で那覇と座間味を結ぶ高速船はすべて欠航して、那覇に戻るための手段が12:30発のフェリーしかなく、乗り遅れるわけにはいかなかったのです。

阿真ビーチと古座間味ビーチの真ん中に集落や港があるという位置関係なので、古座間味ビーチから阿真ビーチまでは、歩いて30分くらいでした。
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途中にある座間味港、晴れた日のこの場所は、世界一美しいかもしれない。
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そして、再び阿真ビーチへ。
また、初日に阿真ビーチにいた家族が、海ガメいるよ~!って叫んでいました。なんて海ガメ運の良い家族!

曇りだった初日とは全然違う海の色。
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古座間味ビーチより波が穏やか。
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フェリーの時間が迫ってきたので荷物を取りに宿へ戻ると、宿の前でオーストラリアおじさんとばったり出会う。
もしかしたらもう会えないのかもしれないと思っていたので、嬉しくなって一緒に港までいき、船に乗る。
彼は本当はこの日、座間味から阿嘉島に移動する予定だったけれど、翌日以降船がすべて欠航となる可能性が高く、予定を変えざるをえなかったとのこと。
那覇はbusyなので苦手と話していたおじさんのために、民宿のお姉さんが読谷村のゲストハウスを予約してくれたそうで、そこに向かうらしい。彼はインターネットに繋がるものをひとつも持ってきていなかったので、お姉さんが書いてくれたメモをしっかり持っていました。

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那覇に向かうフェリーは過去最大に揺れ、危うく船酔い祭りが始まるかと思ったほど..冬場の船には、酔い止めが必要です。と、声を大にして伝えたい。

揺れに耐えながらもわたしは寝落ちして、目を覚ますととまりんに到着していました。オーストラリアおじさんは、よく眠れて良かったね、と声をかけてくれました。幼い頃、父や母が言ってくれたような優しい言葉を、大人になってからも誰かに言ってもらえるなんて。

オーストラリアおじさんが乗る読谷村行きのバス停の場所をとまりんの乗船切符乗り場のお兄さんに聞いて(聞くまでもなく、とまりんの目の前だった)、28番のバスに乗ればOKだよと伝え、おじさんとの別れの時。
感謝の言葉をちゃんと伝えたかったのに、すでに泣きそうだったので、thank youしか言えませんでした。泣くのをこらえるのに必死で、脳内の翻訳機能も低下して、オーストラリアおじさんの言葉もいくつか聞きそびれてしまったけど、「君と話せて楽しかった」と「good luck」だけちゃんと聞き取って、心にしまいました。

座間味島にいる間、オーストラリアおじさんとは多くの時間をいっしょに過ごしていろんな話をしたけれど、お互いの年齢や名前は知らないままでした。最後に聞こうかと思ったけれど、知らないままの方がこの旅にはなんとなく合っている気がして、やめちゃった。今後、沖縄にくる度におじさんのことを思い出して、元気にしてるかな、と遠いメルボルンに思いを馳せるんだろうな。なんかそれってとても、ハートウォーミングだ!ありがとう、good luckだよ、オーストラリアおじさん。


さてさて、夜ご飯はこの日だけ旅程がかぶっていた友達と那覇で食べる約束をしていたのだけど、まだ時間があったので、とりあえずとまりんから歩いて移動し、県庁前のKARIYUSHI LCH. HOTELへチェックイン。
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これまでもホテルは大体じゃらんで予約を取っていたのと、じゃらんパック(飛行機+宿泊)も利用していたので、そのポイントも利用して、今回1泊1500円!

見ての通り(伝わるかな..)部屋そのものが二段ベッド、とでも言ったらいいのか、一晩寝るには十分だけど、滞在を楽しむホテルではないので、すぐに国際通りへ。前から気になっていた「ROASTED GREENTEA APARTMENT」というカフェへ歩いていってみることに。
と、そこに夜ご飯をいっしょに食べる友達から連絡が入る。「夕飯前に、ここいかない?」貼ってあるリンクは、わたしがいままさに向かっているROASTED GREENTEA APARTMENT。一瞬、友達の超能力を疑う。けど、会ってみたらやっぱり超能力者ぽくはなかった。

このお店は、自家焙煎したほうじ茶と煎茶がいただけるカフェで、店内も落ち着いていて、販売している焼き物も可愛い。
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ここでお昼ご飯を食べ忘れていたことに気付き、ほうじ茶ソーダと、ホットドッグを注文しました。ほうじ茶ソーダはほのかに甘味があり、サッパリ、でも香ばしくておいしい。そして、ホットドッグ!チェーンのカフェが出すなんのへんてつもないホットドッグを想像していたら、その何倍もおいしいもので感動しました!肉汁たまらんです。
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コーヒーの気分じゃないときは、また訪れたいお店です。

そして夜ご飯は、あらかじめ予約をしておいたピザ屋さん、「BACAR」へ。上のカフェから徒歩圏内です。
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ピザもタコとまぐろの前菜もとてもおいしかったのですが、ここのニンニクとオリーブオイルで炒めたブロッコリーが、わたしのブロッコリー史を塗り替えました。絶品!NO1ブロッコリー!拍手を捧げたいほどでした。
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デザートには、また歩いて移動し、原宿にあるけれど実は食べたことのなかった「ICE MONSTER」でタピオカミルクティー味のかき氷を食べました。
並ばずに食べれて、良い〆に。台湾発のかき氷はなぜこんなにおいしいんでしょう。
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旅が始まったばかりで、なおかつ翌日からは恋人と合流する友達をうらやましく思いながら、ホテルに戻る。
あのオーストラリアおじさんは、無事に読谷村のゲストハウスに着けただろうか。
座間味島とオーストラリアおじさんを恋しく思いながら、沖縄3泊4日の、最後の夜を終えました。
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